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GitHubのパスワード認証が廃止されていました

Kinya Fujimoto Kinya Fujimoto
2021年12月15日 この記事はおよそ1分で読めます

GitHubのパスワード認証廃止を確認

別のPCで久しぶりにGitHubのプライベートリポジトリをcloneしようとすると下記のメッセージが表示されて失敗してしまいました。 正しいユーザー名、パスワードを入力しても失敗してしまいます。

$ git clone https://github.com/username/repository.git
Cloning into 'repository'...
Username for 'https://github.com': username
Password for 'https://username@github.com':
remote: Support for password authentication was removed on August 13, 2021. Please use a personal access token instead.
remote: Please see https://github.blog/2020-12-15-token-authentication-requirements-for-git-operations/ for more information.
fatal: Authentication failed for 'https://github.com/username/repository.git/'

表示されているメッセージの通り、2021年8月13日をもってパスワード認証は廃止になっているためです。

パスワード認証廃止への対応

メッセージに表示されている公式ドキュメントを参考に個人アクセストークンを設定します。

個人アクセストークンの設定

GitHubへサインインして

  • 右上の自分のアイコンのところからSettingsDeveloper settingsPersonal access tokensと進み設定画面を開く
  • Generate new tokenと書かれたボタンをクリック
  • Noteに何でも良いので自分が分かり易いトークンの名前を記入
  • トークンの期限(Expiration)とスコープ(Scope)を設定 ※scopeはclone,push,pullだけ使えれば良いならrepoを選択すればOK
  • Generate tokenと書かれたボタンをクリック

トークンが表示されるのでコピーしておきます(再表示できません)。 パスワードの代わりにトークンを入力するとアクセスできるようになります。

その他の方法(SSHによる対応)

個人アクセストークンによる方法に代えてSSHの公開鍵をGitHubへ登録しておいてSSHでcloneするようにすることもできます。こちらはまた機会を見て書こうと思います。

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